アイルランドの不動産情報サイトの掲載が伸びる
アイルランドの不動産情報サイトDaft.ieは賃貸物件を掲載しているが、
前年同月と比較すると前年が292件、今年は396件と大幅に上昇していることがよくわかります。
全国の3月分の賃貸物件広告も13%程上がっているが、新しく登録された物件のほとんど(353件中303件)は首都ダブリンに集中しているそうだ。
なぜタブリンなのかというと、急な観光客の減少によるショートステイの需要が減少したのが原因では。と経済学者のローナン・ライオンズ氏が話している。
ただ、それでもまだ賃貸物件の需要に対応できるほどのスケールではない。この一時的な賃貸物件の増加は、市民の一部に取ってありがたいだろうが、新い賃貸物件の建設の必要性はまだあるだろう。」と述べている。
そして、今の現状について、Daft.ieのCommunications Managerであるレーチェル・オコネル氏は、
「現在、社会的距離政策の実施の影響で、物件の内見が非常に難しい。内見をできる限り避けることを勧めているが、その代わりに電話かメールでエージェントにたくさん質問するようにお願いしている。エージェントと協力して、オンラインで内見できるように、サイトに物件の動画をたくさんアップロードしている。すでに動画をアップロードしている物件もたくさんあるので、サイトを確認するようお願いしている。そして、できるだけ人との接触を避けるように、契約のサインなども全部オンラインで行えるように、借主と大家さんのオンラインミーティングも提供している。これからもお客様が安全で安心してお部屋探しできるように頑張っていきたい。」と述べた。